日本周辺の海水同位体論文が出版されました,可視化サイトも公開しました!

2015-2021年にかけて日本海を中心とする日本周辺の各地域・各時期に採取した海水の同位体組成を網羅的に分析・解析しました。サンプリングの機会を活かしつつ,地球科学・海洋科学・水産学への貢献を目指したテーマです。高専時代からの集大成で,論文にとりまとめて下さった東大の児玉さん,水研の北島さん・高橋さん,そして多くの協力者の方々のおかげで貴重なデータセットにすることが出来ました。みなさんありがとうございます。

また,これらのデータを皆さんが活用できるようにコツコツ可視化の可能性を探って参りましたが,2023年にPython+StreamlitでWebアプリを作ることが出来ましたので論文公開とともにオープンに致します。今後のデータ拡充も模索していきます。

【論文はこちらから】

Kodama, T., Kitajima, S., Takahashi, M., Ishimura, T. 2024. Spatiotemporal variations of seawater δ18O and δD in the Western North Pacific marginal seas near Japan. Geochemical Journal. DOI: 10.2343/geochemj.GJ24009 

【可視化サイトはこちらから】

【日本周辺海域の同位体データの可視化サイト】Visualization of seawater isotopic data around Japan